Indeed、Twilioのバーチャル面接対応オールインワンプラットフォームで採用プロセスを変革

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新型コロナウイルスの感染拡大が起きてからの数か月は、世界全体が停止したかのように感じられましたが、多くの企業について言えば、状況は異なりました。世界中の企業、特にデジタル分野のリーダー企業がオンラインサービスなどの需要の急増に直面しました。こうした需要の増加に伴い、有能な候補者をできるだけ効率的に見つける必要が生まれました。

明らかに、従来のオフィスでの面接はほとんどできなくなりました。応募から面接、オンボーディングまでのプロセス全体を自宅から完全に遂行する必要が生じたため、状況は大きく変化しました。

これは、新たな状況下でユーザーにサービスを提供するというIndeedのリーダーが直面している問題でした。Indeedでは、10年以上にわたり、求職者と企業の時間とコストの削減を目指し、求人情報を集約してきました。こうした取り組みは、デジタルソリューションが業界を変える力を証明することになり、Indeedは世界で最も利用される求人サイトになりました。これは、Indeedが新たな時代においても採用プロセスを変革し、引き続きリーダーシップを発揮することが自然な流れであることを示唆しています。

「Indeedは、設立当初から、インターネット上に掲載されているすべての求人情報を見つけ、収集することを目指していました」とシニアプロダクトマネージャーのNaveed Hedayati氏は説明しています。「求人情報の収集の後は、応募のサポートに取り組みました。次の段階は、面接のサポートでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大がそれを加速させました。

Indeedの開発者は、コロナ禍の影響下で採用を容易にするために、Programmable Video、Voice、Messaging、Conversationsなど、Twilio APIの機能を活用して、採用エコシステムとシームレスに統合されたブラウザベースのバーチャル面接プラットフォームを構築して導入しました。

このシンプルで強力なツールにより、候補者がどこにいても、適切なタイミングで適切な候補者と簡単につながることができるようになりました。

優れた人材採用はつながりから始まる

「コミュニケーションのパラダイムは時代とともに変化してきました」とIndeedのコミュニケーションプラットフォームのシニア製品マネージャー、Scott Warriner氏は述べています。「ソーシャルメディアプラットフォーム、インスタントメッセージング、チャットインターフェイスの導入は、私たち全員が新たな時代に対応していく必要があることを意味します」

2020年、コロナ禍の影響により、企業はデジタル接続のための効果的な新たな方法を見つけることを余儀なくされたため、このような現代化がさらに不可欠になりました。Gartnerの調査によると、コロナ禍の中、86%の企業がバーチャル面接に移行しており、デジタルコミュニケーションツールはポストコロナの時代においても急速に拡大、進化し続ける傾向が示されています。

つまり、デジタルエンゲージメントソリューションは、単に今日の課題をやり過ごす一時しのぎではなく、長期的な成長、高度なカスタマイズ、将来のニーズに対応するマルチチャネル機能に対応する必要があります。Indeedのチームでは、これらを理解することにより、ユーザーを支援するための適切なソリューションを見つける際に、どのように取り組むかべきかの指針としました。

「ビデオ会議のオプションをいくつか検討しましたが、それらの多くはブラウザ用に最適化されていないか、必要な柔軟性を備えていませんでした」とHedayati氏は述べています。「多くの機能を備えたものを求めていましたが、本当に求めていたことの1つは使いやすさでした」

Indeedのチームでは、必要なコードを入力してもらう、アプリをダウンロードしてもらうなどの追加手順を含め、さまざまな可能性を検討しましたが、それらはユーザーからすれば処理が複雑になりすぎると感じました。「仕事を探して応募しているとき、面接を受けるときに、企業ごとに異なるプラットフォームを使用していたり、異なるアプリのダウンロードするよう要求されたりしたらどうでしょうか?」とHedayati氏は述べています。「これでは単にイライラするだけです」

目標は、採用を念頭に置いて構築された単一の統合ツールで採用プロセスを効率化することになりました。それこそがIndeedがTwilioを導入した理由です。

デジタルトランスフォーメーションと面接プロセスが交わる場所

Twilio APIでは、すぐに使えるビデオ製品とは異なり、ソリューションのあらゆる側面をIndeedの開発者が自由にカスタマイズして、採用に特化した機能や視覚化などを組み込むことができるため、他社サービスとの差別化を図ることができました。

Hedayati氏によると、このカスタマイズの重要な部分は、複数のチャネルを横断して統合する機能でした。「Twilioは、ブラウザベースのソリューションを提供しただけではありません。通話やチャット、SMSなどの機能の追加も容易にしたのです」

Indeedのプラットフォームは、Twilio Conversations APIを創造的に活用しており、採用担当者や求職者のビデオ通話に加えて、統合されたチャット機能を備えています。マルチチャネルのビデオ通話、接続が悪い場合の音声通話機能、統合されたSMS通知により、採用プロセスが統合され、効率的な体験を実現できます。

Indeedを介して開催される面接に候補者が参加すると、候補者はバーチャルロビーの待機システムに入るため、面接担当者は誰が出席しているかを確認し、待ち時間に関する情報を共有できます。待ち時間が見込まれる場合、面接担当者の準備ができたらシステムにテキストメッセージを送信するようにリクエストすることもできます。これはTwilio Programmable Messagingを利用した自動プロセスです。

システムには、面接中に候補者がコンピューターにアクセスできない場合や技術的な問題が発生した場合に備えて、代替チャネルとして匿名化されたクリックトゥーコールの電話番号も含まれます。「スーパーマーケットに行く途中やランチ休憩中に面接を受けている人もいます」とHedayati氏は述べています。「このような自由は本当に価値のあるものです」

面接が終了すると、採用担当者は評価を記入し、応募者追跡システムに直接入力し、次の面接の準備を行うこことができます。「これは、採用担当者にも応募者にも、単一のシームレスな体験です」と彼は付け加えています。

可能性を生み出すための出発点

「当社では、Twilioの多くのソフトウェアを含む、堅牢なツールを構築しています」とHedayati氏は述べています。従来の面接プラットフォームでは、面接は1対1の形式で行われますが、これらの機能の中には、このような制限をなくして、複数の面接担当者と複数の候補者が同時に通話できる機能もあり、世界中のユーザーが柔軟に活用できます。

Indeedのバーチャル面接プラットフォームの導入はコロナ禍の影響を受けて加速しましたが、その有用性はパンデミック終焉後も続くでしょう。Twilioを利用したカスタマイズ可能なソリューションは、さらなるデジタルイノベーションへの道を開き、世界中で多くの労働者が最適な役割を見つけるために役立つことでしょう。

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