登録者50万人へのアプローチを 安定して届ける メール送信機能のバックエンドに Twilio SendGrid Emailを利用

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95%

メール到達率 (約)

Email open 2

15M

SendGridを使用したメール送信件数 (約)

就職・転職にかかわるビジネスを運用するうえで、企業からのスカウトや求職者への情報発信を行う際、多くの場合メールが活用 されています。安定したサービス運用のためには、到達率が高く、トラブルなく利用できる配信ツールであることは不可欠です。 約50万人という登録者に対し、月1500万件※という大規模なメール送信を行うpaiza株式会社が、数多あるサービスの中でなぜ SendGridを選んだのかを取材しました。

学習、転職をはじめ エンジニアの成長を支えるpaiza

国内最大のITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォームとして、ITエンジ ニアを中心に、エンジニアリングに興味のある人の学習や就職・転職をサポートするサービスを提供するpaiza株式会社(https://paiza.jp)。まずはそのビジネス の特徴について、システム開発部の高村宏幸氏に伺いました。
「ITエンジニア向けの転職サイトは数多く存在しますが、paizaは転職・就職支援だけでなく、プログラミング学習やスキルチェックにも対応しています。スキルチェックでは、ユーザーがプログラミング問題を解くことで、現在の実力に応じたランクが付与されます。そしてそのランクに応じて企業に応募ができたり、企業からスカウトが来たりするユニークな機能を持っています。企業側は希望に見合った実力のあるITエンジニアを採用することができ、求職者側も自分のスキルを可視化したり、高めたりできるという魅力があります。もともとpaizaは転職サービスから始まりましたが、創業当初からITエン ジニアの一生に寄り添えるサービスを提供したい、という想いのもとに今の形をつくり上げました。転職も学習も成長のためのイベントのひとつと捉え、そのサイクルをうまく循環させることで事業も成長を遂げています。」

Twilio SendGrid採用の理由は大規模配信にも耐えうる安定感

「現在、paizaにおけるメール送信の基盤としてTwilio SendGridを利用しています。企業から求職者に向けてスカウトメールを送ったり、キャン ペーン告知メールを送ったりと、新規ユーザーの獲得をはじめユーザーの活性化などさまざまな用途で活用し、月に約1500万通とかなりの規 模の配信を行っています。メール配信はスカウトメール送信をはじめとする事業の主要なサービスを担っており、安定して運用できることが必要不可欠です。実は、創業間もないころにはTwilio SendGridと他のメールサービスを併用しており、事業拡大の中でサービスを統合していこうという流れから、1年ほど Twilio SendGridを使用せず、他のサービスのみを利用していた期間もありました。しかし、バウンスメールへの対応が不十分とみなされメー ル送信機能が使えなくなってしまったり、サービスに障害が出てしまったりというトラブルが重なったのです。メール機能の不具合は事業リスクにかかわるため、すぐさまTwilio SendGridに切替え、その後今にいたるまで問題なく運用できています。」

エンジニアフレンドリーなサービスは、開発・運用・管理が容易

「Twilio SendGridの導入は非常にスムーズでした。最初にシステムに組 み込む際は数時間で実装完了しており、前述のとおりメールサービスの 切り替えを行った際も、リリースまでわずか1時間程度でした。サービス を検討するうえでも、無料期間が設けられ、各言語のAPIライブラリも充 実しているので、実際に触って試してみることができる点もいいですね。
Web APIなのでプログラマブルに使える機能が多く、Webhookを利用 して到達状況やバウンスの増加を自動検知することもでき、1通1通のログを見に行かなくても状況を把握できます。ガイドラインやドキュメン トが整備されており、DKIMやSPFといったセキュリティ系の設定も容易です。エンジニア向けに使いやすい仕組みが用意されていることは、 運用・管理するうえで非常に役立っていると思います。」

非エンジニアにも使いやすい仕組みで、PDCAサイクルの強化に貢献

「メールマガジンや告知メールを一斉送信するマーケティングメールでもTwilio SendGridを利用していますが、コンソール画面から簡単にメールの制作ができるため、エンジニアではないメンバーでも問題なく運用できています。トランザクションメールだと、以前は開発の運用上、エンジニアに依頼が来てから最短でも1週間ほど修正の反映までに時間がかかっていたのですが、最近ではDynamic Templatesの機能を活用することで、運用側でもちょっとした変更がすぐにできるようになりました。タイトルのABテストなども容易になり、開封率向上のためのブラッシュアップに役立っています。
また、SendGrid起因でメールが届かない・メール送信が遅延するということがほとんどありませ ん。まれにトラブルがあったとしても、広域障害のステータス確認ができる専用ページで状況を確認できますし、ユーザーが多いのでSNSでも情報をすぐに入手し対処できるというのも、とても大きなメリットだと考えています。 さらに開発者目線では、サブアカウントを使って開発環境と本番環境を明確に切り分けることができるといった、システム的なかゆいところに 手が届く点も重宝しています。」

プログラミングの楽しさを伝える、多彩なコンテンツ配信を計画中

「paizaでは、まだプログラミングに触れたことがない人や、プログラミングに触れたけど難しくて挫折してしまった人に対して、プログラミングは楽しいんだということを知るきっかけになりたいと考えています。その具体的なきっかけづくりとして、最近では新たなプログラミングゲーム やIT謎解きといったコンテンツを作成しています。今後もこういった施策を増やしていく予定ですが、コンテンツについての情報をしっかりとユーザーに届けるために、Twilio SendGridでのメール通知が役立っています。ABテストの機能やメール配信キャンペーンの統計確認など、まだうまく使いこなせていない便利な機能もたくさんありますので、今後はさらに活用の幅を広げていきたいと考えています。」

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